P検2級に短期合格する方法
P検2級をおすすめする理由?
3級の合格率が50%を超えて、希少価値が無くなりつつあります。
学校の学習科目に「情報とコンピュータ」が加わり、
準4級、4級と中学校や高校生のパソコンレベルが格段に向上してきています。
いずれは、自動車免許と同じように、4・3級は、誰でも持っていて当たり前の時代が来るかもしれません。
一方、
P検2級は、合格率では約28%(P検2005予測値 パソコン検定協会資料より)という状況で、
問題が難しいこともあってか、受験者が少なく、まだ先行者利益の恩恵に授かる事ができます。
つまり、今のうちにP検2級に合格した人が得をしているということです。
P検2級の試験は本当に難しくなったのか?
「P検2級の試験が今までよりむずかしくなった。」と言う話をよく聞ききます。
本当にそうなのでしょうか?
p検2001までは、マイクロソフトアクセスもP検2級の必須科目でした。(2002以降は、準1級へ移行)
さらに、2003年まではp検定2級の受験条件として、3級合格が義務付けられていました。
つまり、前もって3級に合格していないとP検2級は受験できなかったのです。
実技試験の内容も今と変わりません。
でも、
当時のパソコン環境は、Win Me、98、95であり、現在のXPのようには、サクサク動かない劣悪な状況でもありました。
ハードウェアの性能も同様です。
そういう悪い環境に比べ、現在のパソコンは、処理速度も大きく向上していますので、
試験時間が同じ30分という枠内では、受験者にとって、かなり有利になっていると思います。
私個人の意見としては、ずーと合格しやすくなっていると考えています。
3・4級との相対比較
試験の難易度としては、
4級→3級の1段階に比べ、3級→2級では、2段階以上の差があったと言っても良いでしょう。
だから、P検2006から準2級が追加されたわけです。
その理由として、
(1)スタンドアロンとしての知識以外にネットワークを活用するスキルが求められている。
(2)各科目の解答文の内容がかなり接近していて、ちょっとした文章の違いや言い回しに正解がかくれている。
つまり、文章をよく読み、解釈をしないとあきらかにこれが正解だと即断がむずかしい。
(3)3級に比べ、タイピングが無い代わりに、実技試験とパワーポイントが試験科目に加わり、難しさが倍増している。
などが上げられます。
P検2級の前に3級取得は必要か?
前述したとおり、P検2級の受験条件に、3級合格は必要はありません。
ただし、
試験内容として、当然P検2級では、3級、4級の内容は既に理解しているという前提で出題されます。
従って、
パソコン力を高めてパソコン検定P検2級に挑戦すると言う意味では、
3級をとっておくかどうかとは関係なく、基礎的な学習は必要です。
P検2級のイメージ
P検2006から準2級が新設され、出題範囲が狭くなりました。
● 図のようにP検2005での2級出題項目に中で、
一部が、準2級へ繰り下げられています。
選択式問題が2005に比べ、69問(50分)⇒56問(40分)へ減少しましたが
1問あたりの時間は約43秒でほぼ同じです。
したがって、2006年度のP検2級は、2005とほぼ同じレベルです。
P検2006とP検2007は、ほぼ同じ内容です。
また、
Windows 98やWindows Meが科目から削除され
Win 2000またはWin XPの試験科目での受験になります。
同様に、
ワープロもWord 2000,2002,2003または一太郎2004/2005
(P検2007では、一太郎2005&2006) から1つ選択。
表計算は、Excel2000,2002,2003の中から1つ選択になりますので、
注意して下さい。
(Word 97/98、一太郎10〜14、 Excel97での受験はできなくなります。)
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P検2級出題項目の内容を理解する
P検って、どんな問題が出題されるのだろうか?
一言で言うと、P検検定協会が定めた出題項目範囲から出ます。
逆に言うと、その範囲をしっかりやれば、怖くはありません。
2005に比べ、2006からのP検2級の出題項目が、77から52に変更となりました。
2007P検2級出題カテゴリと出題項目の
HTMLファイルはこちら
その出題項目の意味をはっきりと理解して、重点的に学習しておくことがきわめて大切です。
ただ、P検2級の出題項目をみても、抽象的で何を求めているのかよくわからない項目がありますので、
少し、説明をしておきます。
例えば、
◆ 「エクセルの関数を作成することができる?」
この内容は、基本的な関数を適材適所で使えるか?という意味であり、
決して、ユーザー定義関数を作成することではありません。
勘違いしないようにして下さい・・・。
エクセルには、約320の関数が用意されていますが、P検2級であっても、
全てを習得するより基本的な関数をネストして使える練習をしておけば、全く問題ありません。
特に、If関数とのネストは重要です。
繰り返しますが、
P検は、出題項目範囲が決まっています。その範囲を重点的に学習すること。
それが、合格への近道です。
出題項目の詳細をアニメーションと音声でわかりやすく説明している教材がこれ!
P検オフィシャル教材CS-One はこちらを
P検2級の試験問題に慣れる模擬
ここでは、具体的に模擬問題に挑戦してみて下さい。
問題1. DVDとCDに共通する内容として、正しいものはどれですか?
A.DVDとCDも光磁気記録方式である。
B.DVDとCDも直径が3.5インチである。
C.DVDとCDもデータの読み書きにレーザー光線を使用している。
D.DVDとCDとも、パソコンのCD-ROMドライブでデータを読み出せる。
問題2.IPv6の特徴として、不適切なものはどれですか?
A.国の「e-Japan」強化策の1つのテーマである。
B.64ビットの体系である。
C.将来的にIPアドレスの不足に対応したものである。
D.セキュリティ面で、強化されている。
問題3.WinXPのパフォーマンスが悪くなってきたので、チェックディスクをかけようと思います。
その手順として正しいものは、どれですか?
A.すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール→チェックディスクを選択する。
B.「ファイル名を指定して実行」にcheckdisk.exeと入力する。
C.起動ドライブのショートカットメニュー→プロパティ→ツール→エラーチェック
D.コントロールパネル→パフォーマンスとメンテナンス→システム→ハードウェア
E.Windowsフォルダのcheckdisk.exeをダブルクリックする。
問題4.SEOの目的として正しいものはどれですか?
A.セキュリティを高め、不正アクセスに対処する。
B.検索エンジンで上位表示されるようにする。
C.ホームページの画面表示を速くする。
D.スパムメールを防止する。
問題5.パソコンにCDからアプリケーションをインストールしたいのですが、あいにくそのパソコンの
CD-ROMドライブの調子が悪くCDが動作しません。他の方法で、最も効率的な方法はどれですか?
A.インターネットから新規にダウンロード版を購入し、インストールする。
B.他のパソコンでCDからFDへプログラムをコピーし、そのFDを使ってインストールする。
C.他のパソコンに一度インストール後、ネットワークを使って、アプリケーションを使用する。
D.他のパソコンのCD-ROMドライブを共有設定にして、ネットワークを使ってそのドライブからインストールする。
問題6.ユニバーサルデザインの説明として不適切なものはどれですか?
A.使い方が単純でわかりやすい。
B.扱いを間違えても安全性が考慮されていて、重大な結果にならない。
C.代表例にWindowsがあり、事実上の世界標準である。
D.公平に誰でも手に入れることができ使用することができる。
E.柔軟に使用できる自由さがある。
問題7.セル範囲に売上高という名前を付けた時に、引数として正しいものはどれですか?
A. [売上高]
B. ‘売上高’
C. 売上高
D. “売上高”
E. 「売上高」
問題8. マスタについての説明で間違っているものはどれですか?
A.複数のスライドに会社のロゴマークを表示したいので、スライドマスタを使用した。
B.参加者用の資料として「参加者へ配布」をフッターに記載したいので、配布資料マスタを使用した。
C.すべてのスライドのタイトルを一度に変更するので、タイトルマスタを使用した。
D.発表者用のメモのフォントを変更するので、ノートマスタを使用した。
P検オフィシャルCD CS-Oneには、こんな問題がたくさん入っています。
これをやっておくと
本番の試験で得をするかもしれませんよ。
上記8問の解答は、無料メール講座(全5回)で解説しています。
P検2級実技試験対策
P検のオフィシャルページから実技試験の内容を調べると、
複数のアプリケーションを活用して、制限時間内に成果物を作ると表記してあります。
では、複数のアプリケーションとは、具体的に何を意味しているのだろうか?
P検のオフィシャルサイトで、あなたがお住まいの地域の試験会場を検索してみて下さい。
そこには、P検2級実技試験で使用できるアプリケーションが各試験場毎に表示されています。
例えば、川越教室であれば、
こちら
http://www.pken.com/pass/disp_detail.cgi?uid=uyq9yfy1ogQt6QcujRlmopcpzr&kenmei=saitamaken&C1=on
ざっくり表現すると、
OS、ワード(一太郎)、エクセル、パワーポイントの4つ。
これらを活用して、成果物を作ることになる。これ以外のアプリの要求は無いと思っても良いでしょう。
ただし、
OSに含まれるWindowsコンポーネント(メモ帳、ペイントなど)は、問題文を開く、完成例を確認する時に使用します。
P検2級実技問題の練習法について
実技試験は、30分内で約20の問題文に従い、処理をして行く試験であり、最終結果だけを求めるものではありません。
30分は長いようで、短いです。
時間感覚に慣れておくことがとても大切。
最初に10分間、問題文を読む時間が与えられ、 10分が経過すると、自動的に試験が開始されますから、
この間に、どういう組み立てをしていくかの構想を練っておきます。
問題文、データ、完成例を切り換えながら、進めていくことになるので、マルチタスクにも慣れておくことが重要です。
とにかくいろいろなパターンを練習しておくと、本番の試験でも緊張しないですみます。
P検2級の実技問題に慣れるためには、ほかでは手に入らない、
このCDをおすすめします。
川越教室オリジナル P検2級実技模擬問題集
はこちらです。
また、
P検2級実技問題無料メール講座(全5回)の登録はこちらからできます。
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